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NHK「偏向報道批判」の裏にJR東海・葛西会長との暗闘⁉(森 功)

来年1月に任期が切れる松本正之会長に対する「反原発などの偏向報道が目立つ」という批判を払しょくするため、NHKは「放送の公平・公正について」と題した社内文書をつくり、幹部や経営委員会に配っているといいます。わざわざそんな説明をすること自体が不自然ですが、やはりそこには水面下の思惑が錯綜していそうです。

もともとNHKは反原発というより、安倍政権にべったりの感あり。番組によっては海外への原発推進を持ち上げてきました。

そんなNHKの報道姿勢は安倍シンパのJR東海会長の意向が反映されているのでないか、と前に書きました。今の松本さんはまさにJR東海の葛西敬之会長の部下(副会長)だった人。葛西会長はむしろ、NHKはもっと安倍政権に協力すべきだ、といっているとか。ところが、松本会長が偏向報道という批判にさらされている。それ自体が奇異な話であり、実際、そうではないはずです。

つまり、この文書は松本会長による葛西JR東海会長への逆説的なメッセージではないでしょうか。これだけ批判にさらされているので、勘弁してください、だから来年も続投を……と。深読みしすぎでしょうか。

【ブログ「森功のブログ」より】

Photo : NHK Broadcasting Center (Wikimedia Commons/Author: J o)