小泉元首相が講演 「反原発やってます」 首相の時に言ってくれたら…(文・写真 今西 憲之)
まいど、いまにしです。
１０月１日、小泉元首相が名古屋で講演。 それをちょっと、聞いてきました。
現役の首相時代、小泉元首相は「電事連、ＣＯ２を出さない、原発。コストも 一番安いと資料を持ってきた。資源エネルギー庁も 一緒にです。それを見て、原発は安いと 信じ込んでしまった」 と述べて 「だまされましたわ」 と言わんばかり。
フィンランドとドイツを視察し、 「核のゴミの最終処分場は日本にない。 こんな状況で、原子力を続けるというのは 無責任」「政治が決断する時だ。３０年、５０年先でもいい。 政治が原発をやめると決断すれば、国民は そこの向かって、新しいエネルギー源を開発しようと 頑張る」 と原発はアカンと主張。 そのたびに、大きな拍手がわきあがった。
「原発事故で、農産物、水産物はダメ。地域もダメに なってしまった。東電だけで収束できない。国民の税金 を投入。原子力ほど高いものはない」「野田首相、収束と言った。だが、原子炉には人間も ロボットも入れない。どこが収束だ」 と厳しく批判を展開。
「小泉さんがいうと説得力があるよな」 と聴衆からはそんな声があがる。
これを、現役時代にやってくれたら、原発事故、 あらへんかったんやけどな……。
【ブログ「商売繁盛で笹もってこい！」より】
