TEPCOが「汚染水放出」への既成事実づくりの疑い。アカンで(今西 憲之)
まいど、いまにしです。
昨日(16日)は、台風の被害が全国的にありました。 被害にあわれた方々には、お見舞い申し上げます。
が、それに乗じて、嬉しそうにしているヤツがいる。 世界一の悪徳会社、ＴＥＰＣＯである。 今度は何をしたのかと言えば、
時事ドットコム：セシウム濃度測らず排水＝７タンクエリアの滞留水－ 福島第１「緊急措置」・東電 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201309/2013091600211&g=soc
要するに、汚染水タンクの周囲に張り巡らせた、堰が台風の 大雨であぶれそうになり、海に放出したというもの。 記事によれば、 ＜東電によると、今回排水したエリアでは、これまで高い線量は確認されていない＞ とある。 だが、これをまともに受け取ったら、アカン。 ＴＥＰＣＯは、悪い会社。 悪いことしているに違いないとということを前提に、 みとかなアカン。 ほんまのこと、そう簡単には言わん。
＜エリア内にたまっていた水を調べたところ、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質濃度は最も高いところでも１リットル当たり２４ベクレルだったという。 東電はこの結果を基に、エリア内での汚染水漏れはないと判断。ガンマ線を出すセシウムの濃度も十分低いと予想できるとして、測定せずに排水した＞
記事では、ＴＥＰＣＯは 「予想できる」 と語っている。 ＴＥＰＣＯの予想、外れたことは山盛り、当たったことなどほとんどない。
汚染水対策が後手に回っているのをみたら、 ようわかるがな。 １Ｆの汚染水をきれいにして、海に流したいとずっとＴＥＰＣＯは 言うとる。 要するに、今回、水を流したー何もないーならきれいになった汚染水も 流せるという展開になるんやないか？ これで、既成事実を作って、海への放出をしようとしているん やないのかな？
はっきり言って、わけわからん水を海に放出したのは事実。 福島だけでなく、国民いや世界中の人々をまた不安に陥れる ＴＥＰＣＯ。 こんな、おおぼけな連中に任せず、倒産させて退場させ、 国が責任をもってやるべきである。
【ブログ「商売繁盛で笹もってこい！」より】
※Photo：TEPCO head office（Wikimedia Commons/Author：↑PON)
