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まだ生き残っていた「馬下島」米軍基地移転計画!(森 功)

今日は柳条湖事件勃発した9月18日。昨年の尖閣デモがここに向けて盛りあがったのは記憶に新しいところでしょう。私も四川省にデモの取材に行きましたけど、今年は思いのほか静かです。

尖閣デモといえば、鳩山由紀夫元首相が民主党時代に打ち出した米軍普天間基地の馬下島への移転がいまだくすぶっているそうです。鳩山さんが基地移転を断念したあと、尖閣問題のさなか、島の所有者である「タストン、エアポート」の立石勲会長が、土地を中国に売るのではないか、と取り沙汰されました。事情通によれば、要は中国側が買うのではなく、30億円を提供して滑走路を完成させるという話が持ち込まれたのだそうです。

結局、それも立ち消えになったわけです。が、立石さんはまだ基地移転を諦めていないとか。9月に入って思わぬ動きがあるらしいですが、なかなか懲りないご仁です。

【ブログ「森功のブログ」より】

※Photo:Futenma airport runway(Wikimedia Commons / Author:さかおり)