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【速報】汚染水は遮水壁を乗り越えているという前提での緊急の対策を。(第1回汚染水対策ワーキンググループ)(おしどりマコ)

8月2日18時半~20時半まで、規制委員会で第1回汚染水対策ワーキンググループが行われた。

速報として、筆者がフェイスブックにあげたものを転載する。

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汚染水対策WG終わり。
規制委員会の検討会には珍しく、18時半~20時半まで、
ぶら下がって21時終わり。

夜やっているのは、それだけ緊急の課題だということ。

【更田委員の指摘】

遮水壁による水位上昇のデータをみると7月20日付近から遮水壁のO.P.を恐らく越えている。
海水の濃度のデータは遮水壁工事し始めてから一旦下がるが7月20日から再び上昇している。
恐らく20日あたりから漏洩しているのでは?推定だが。

【金城室長の指摘】

このエリアだけ、海水の表層と下層の放射性物質濃度を測定依頼しているはず。
直近のデータでは
表層が高く、下層が低くなっている。
それまではあまり差が無かったはず。

遮水壁を越えて汚染水が漏洩し、
以前と異なり、表層の濃度だけ上げているのでは?
推定でしかないが。

などなど、
遮水壁を乗り越え、海洋に汚染水が漏洩している、という推測を否定する情報が出てこないので、
もう、漏洩しているという前提での対策を。

東京電力に手が余るようなら、声をあげろ。
国でも何でも使え。

東京電力の手に余り、やはりできませんでした、では済まない問題である

という、かなり熱い議論がありました。
この手の検討会では、一番東京電力をつっこんでいて、
興味深かったです。

そして、私の懸念の、規制庁と東京電力のOPの違いも
そろえて頂くことになり良かった!
議論がすすまないもの!

今回、あまりにも回答ができなかった、東京電力、
更田委員の閉めの言葉。
「厳しい言い方だが、次回は、資料を耳をそろえてもってきてほしい。
JAEAでもJNESでも、とにかく国でも何でも力を借りて、検討していくべき。」

あぁ、あと、3号4号も同じ状況かもしれないので、
大きな観測を、確実に汚染していない、という範囲を早く確定するように、という指摘も気になりました。

とりいそぎ。

(撮影、おしどりケン)

(FB転載)