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大雨の中、株主をほったらかしの関西電力 原発なんてあきまへんで!(今西 憲之)

まいど、いまにしです。

6月26日、神戸市で関西電力の株主総会があったので、行ってきた。昨年は、大阪・梅田の劇場やったんが、今年は神戸のでっかいホールに変更。昨年、参加者が多くて、入りきれんかったのが、変更の理由のようや。

当日は、えらい雨。最寄駅から歩いていると、神戸製鋼など地元の大きな会社も株主総会、やってるみたいでいくつもの誘導、案内表示が出ている中、関西電力の会場に到着。

2階で受付があり、ぐるっとまわるように案内され、また外に出て、階段を下りて、1階に行く。途中、サイド傘をささないといけない。

高齢の株主もいて、傘をさして、階段をおりるのは実に危なっかしい。

ワシも、思わず、すべりそうになったわ。

会場にはいると、1階席のみ開放。2階は、関西電力の社員らしき人間が目を光らせ、着席できず、閉鎖。席数が足らんから変更したんやないんか?

これやったら、梅田の劇場の方が、雨にも濡れないし、交通至便で、ずっとええのにな。

株主総会では、車いすの株主が、会場について質問。

「階段をのぼり、くだり、傘さして、雨にぬれて、なぜ、会場を変更?」

と質問すると、「車いすの方は、1階から会場にいけるようにとしていたはずだが、行き届かなかった。申し訳ない」と関西電力は謝罪。

株主総会では「原発は60年運転、安全性を確認」「核燃サイクルは大丈夫」「原発は安全に電力供給できる」などと、オオボケ回答を連発した関西電力。

会場には山盛り、関西電力の社員や警備員、おまけに国営暴力団までいる。けど、 問題の階段には、誰もおらへん。みんな、雨にぬれへんとこばっかりおるがな。車いすの株主が会場で質問した後も、同じ。車いすの人が来ても、平気で大雨のなか、階段を上下させる。こんな初歩的な配慮すらできん、関西電力。それより、もっともっと、配慮が必要な原発の運転やなんて、よういうわと感じたんはワシだけやないはずや。

【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】