ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

元特捜部長が「検察は自分らの都合でパクるパクらんを決める」と“自白”(今西憲之)

まいど、いまにしです。

6月17日月曜日、大阪地検特捜部が村木厚子さんを逮捕した、郵便法違反事件に関連した、証拠改ざん事件。
特捜部部長の大坪弘道被告と佐賀元明被告がF前田氏のインチキを知っていたが、知らんふりして、隠したという、犯人隠避事件の控訴審の初公判があった。

新聞やテレビでは、事件のスジの報道ばかっりやった。まあ、記者クラブのメディアは検察に嫌われるとアカンから、しゃぁ~ないわな。
この日ハイライトは、大坪被告が自ら記者会見で話した、陸山会事件との比較と最高検への恨み節やないやろうか?

記者会見で質問したのは、先輩の江川紹子さん。
陸山会事件、刑事事件とわれない。自身の事件、対応の差をどう感じるか?

と問うと、

「うーん、逃げるようですが、控えたい」

って最初はねむたいこと言うてた、大坪被告。

郷原弁護士がうまく、大坪被告の思いを代弁。これで、終わるんかいなと思ったら、大坪被告は

「ただ一点、個人的なあれなですが」

と語り始めた。

「事件を決済した連中、八木にしても長谷川にしても、
ずさんな捜査とずさんな法解釈で私をやった」

「東京で自分たちが陸山会事件で立場になると、
田代の問題で自分が受ける立場になったら、
あのような対応。いったいなんなんだ、きみたち」

「八木は次席、長谷川は最高検として事件をとりまとめた。あれらがわからんはずがない。彼らの責任は問われないのか」
語った大坪被告。

「私なら言うても、ええやろう」
とも話した。

オモロイやんか。

八木とは、当時の東京地検、長谷川とは、最高検で大坪被告の事件の捜査をまとめる立場にあった、幹部のえらい検事や。

陸山会事件、東京地検特捜部の田代元検事のインチキ調書は不問、大阪地検はアカン。
検察は自分たちの都合によって、パクるか、パクらんか決める、それは、アカンってことを大坪被告は、言うてる。

ホンマ、その通り。

大坪被告には、ドンドンしゃべってほしい。
だが、こっちついても、しゃべってもらわんと

アカンねん。それはF前田氏のブログにある。

ほんまに、ええ味出してる、F前田氏。

大阪地検特捜部の犯人隠避事件
http://blogos.com/outline/64455/

検察裏金問題、陸山会事件のインチキ調書など検察は都合悪いとすぐに、フタをする。
総括、反省なくして、再生なし。

大坪被告が語ることにより、検察はそのスタートラインへの近道や。