ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

ブレない信念の政治家めざす山本太郎氏はエライわ(今西 憲之)

まいど、いまにしです。

5月末に参院選出馬の意向を示した、俳優の山本太郎氏。 すでに一部、報じられているように 東京選挙区からの立候補になる公算が 大きいみたいやね。

山本氏は5月27日に参議院議員会館で開かれた、 市民団体の集会で、 「出馬します、反原発とTPPで統一名簿」 と実質的に出馬すると話しとった。

6月はじめ、山本氏から連絡があり 新大阪駅近くで会い、2時間近く、語り合った。「反原発にTPPで、統一名簿と思ったが難しい。 けど、出馬と言ったし、後にはひけない」 と山本氏は、いくつかの選択肢を考えとった。

「反原発、反TPPはアカンと打ちだし 戦うのはええことや。その場合、比例区より 選挙区の方がいいように思う。 政党の属さず、推薦ももらわんと、完全に無所属で 出馬した方がいいんやないか」 私は、そう山本氏に話をした。

新大阪での会談から10日ほど。 東京の優秀なブレーンらとも相談して、いくつかの選択肢から 東京選挙区での出馬を決めはった山本氏。

私と話していた時に、山本氏が話した、こんな 言葉が印象的やった。

「大阪市の橋下市長、昨年関西電力にあれだけ きついこと言ったが最後は腰くだけ。ああいうことには、 ならんような、政治家を目指したい」

ぶれない山本氏。

反原発、反TPPに「反橋下」というのも加わるのかな? そこは、これからいろいろ考えるんやろう。

ワシが永田町を見てきて、多くの政治家が「議員」という立場にしがみつくために、手段をも選ばないと感じる。 山本氏は、人気俳優という立場にしがみつかず、信念を貫いている。

えらいわ、頑張ってよ!

【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】

※トップページフォト:国会議事堂 (Wikimedia Commons より)