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ダブル選恐怖症で「問責腰砕け」公明大阪市議(森 功)

先月30日、大阪市議会に提出された橋下徹市長に対する問責決議案が否決されました。言うまでもなく、否決の要因は公明大阪市議団の迷走。当初、自民、民主、公明、共産といった野党4会派による問責決議から公明が脱落し、独自に出したのは問責の2文字を外しただけの案。中身はそっくり同じでした。要は出直し市長選と参院選のダブル選を恐れ、維新側の松井一郎さんの揺さぶりに屈したかっこうで、橋下さんに逃げ道を用意してあげたわけです。

この維新のやり方は、衆参ダブル選をちらつかせて公明の憲法改正反対を抑え込もうとした安倍晋三さんの真似をしたのではないでしょうか。公明関係者からは「せっかく衆参のダブルを回避できたのに、大阪でダブルはやりたくない」といった本音が聞こえてきました。

【ブログ「森功のブログ」より】

※トップページフォト:大阪市役所(Wikimedia Commons/ Ogiyoshisanより)