怪僧の次はラスプーチン「安倍政権」北朝鮮裏外交の深層(森 功)
小泉純一郎元首相元秘書官にして安倍晋三内閣参与という肩書の飯島勲さんが電撃訪朝して話題になっています。飯島さんといえば、その大きな体躯とスキンヘッドから佐藤優さんと同じく政界のラスプーチンと呼ばれてきました。各界に影響力のある人という評判の一方、小泉家の使用人という方もいて、その評価は分かれるところですが、北朝鮮とのユニークなパイプを持っています。
最初に帰国した拉致被害者家族や横田めぐみさんたち残された拉致被害者の交渉が進まない中、2004年5月22日、2回目の訪朝をしたときの小泉首相。それは田中均たち外務省ルートではなく、飯島さんと朝鮮総連の裏ルートを使ったといわました。訪朝の礼だったのでしょう。1週間後の5月28日に開かれた総連の第20回全体大会へ、内閣総理大臣小泉純一郎の名前で祝辞がおくるという前代未聞の出来事がありました。訪朝の根回し役が飯島さんとのことでしたけど、効果のほどは?。今回の1件を見るにつけても、パフォーマンス好きなご仁のようですから。
【ブログ「森功のブログ」より】