陸山会事件「不起訴不当」の澤弁護士 さらなる疑念浮上でんがな!(今西 憲之)
まいど、いまにしです。
陸山会事件で、インチキ捜査報告書を作成した、田代政弘元検事。虚偽有印公文書作成・同行使の疑いなどで、市民団体から告発されていたが、最高検は「記憶の混同」として不起訴処分としていた。それを不服として、市民団体が検察審査会に申し立てたが、不起訴不当の議決が下されたことは、ブログでもなんやかんや書いたわ。
不起訴不当の「功労者」ともいわれるのが、検察審査会の補助弁護人となった、澤新弁護士。経歴を見ると、秋田地検、新潟地検の検事正を歴任。新潟地検時代には国税当局とトラブルになっていたことは前にブログでも指摘した。この澤氏をさらに調べると、とんでもないことがわかってきたんや。
1992年年2月、福岡県飯塚市で小学1年の女児2人が行方不明になり、遺体で見つかった事件。久間三千年元死刑囚を殺人容疑などで1994年10月に逮捕。久間元死刑囚は無罪を主張したが死刑判決。2008年10月に刑が執行された。だが、その後、弁護団が死刑判決の柱となった、DNA鑑定を精査した結果、久間元死刑囚のもではないと再審請求。判決の正当性、捜査はほんまかいなと疑念が浮上しとる。
当時、福岡地検で次席検事として 事件捜査の指揮を振るったのが、 澤氏。検察が冒頭陳述で明らかにした、決定的証拠はDNA鑑定。それが久間元死刑囚の弁護士が今、求めている再審請求で揺らいでいるのだ。DNA鑑定の詳細な経緯の資料が「おまへん」って検察は回答しているそうなんよ。
すでに久間元死刑囚は、死刑執行されてしまった。もし、再審請求が認められたなら、澤氏はどう責任をとるのんかな?
【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】