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大阪以外では勝てない日本維新の会は内弁慶?(今西 憲之)

まいど、いまにしです。

4月14日に投開票された、兵庫県の伊丹市、宝塚市の 市長選と市議補選。 伊丹市長選では、自民党や民主党が支援した現職、藤原やすゆき氏 宝塚市長選でも、現職で元衆院議員の中川智子氏が勝利。

伊丹市長選では岩城敏之氏、宝塚市長選では、多田浩一郎氏を 擁立した日本維新の会は敗れた。 また、同日に行われた、伊丹市、宝塚市の市議補選でも、 日本維新の会の候補者は落選。 通算、0勝4敗という惨敗やった。

昨年の衆院選でも、大阪では圧倒的に強かった日本維新の会。 だが、全国に目を転じると、小選挙区で勝ったのは、 平沼氏と園田氏だけ。 「関西では、小選挙区で敗れた候補者が比例復活したのが 兵庫県ばかり。宝塚市は兵庫6区で、そこからも復活した。 党勢拡大には絶好のチャンスやと擁立したんだが…」 と日本維新の会の関係者。

宝塚市長選では、多田氏が中川氏相手に善戦が伝えられ、 当確も深夜かと予想されたが、ふたを開けると、夜10時にも ならず地元紙が当確。ダブルスコアに近い、ぼろ負け。 橋下市長が何度も応援に入ったが、票にはつながらなかった。 伊丹市長選で勝利した藤原氏は 「橋下市長と戦っている気がした」 と述べたそうな。

どちらの選挙を見ていても、 「橋下か橋下でないか」というのが、ポイントになっていた思う。 敵を作り、いないなら自らがつかっかてゆき、 徹底してやりこめるのが「橋下流」。 そこにはまったにもかかわらず、敗れてしまった。 得意技が通じなくなってしもうたんかな?

【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】