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相次ぐ「一票の格差」違憲判決 それでも、ねむたい国会(今西 憲之)

まいど、いまにしです。

一昨日は広島、昨日は岡山で2012年12月の衆院選の 「一票の格差」について、違憲だとする判決が下された。

衆院選、岡山も「無効」判決…猶予期間設けず

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130326-00001256-yom-soci

<1票の格差>選挙「無効」 議員に衝撃 有権者は国会批判

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130325-00000077-mai-pol

これまで、唯一の「よりどころ」やった、 選挙自体の効力についても、広島と岡山は「無効」や あきまへんと厳しい判決を出してるがな。

これ以外でも全国でこの問題は「違憲」という判決が、 バンバン下されてるねん。

昨日の広島高裁岡山支部の判決では 「国会の怠慢」 「司法の判断に対する甚だしい軽視というほかない」 「憲法に著しく反する状態」 という厳しい言葉で、立法府の国会を批判してるわ。

昨年11月、衆院解散直前に国会で成立した「0増5減」も そんなんでは、たりまへんへってこと、いうてるわ。

だいたい「0増5減」でごまかそうとしていた 自民党、民主党、国会全体、どうしょうもあらへんがな。 長いこと、一票の格差問題をほったらかして、 ごまかそうとしてきたんやもん。

その「怠慢」はずっと続いてるんや。 「司法の軽視」かって、ずっと昔からやがな。

けど、自民党の国会議員と話したら
「最高裁の判断待つ」 「最高裁で判決、ひっくり返るんやないか」って言うとる。 こんだけ、全国の高裁で「あきまへん、違憲や」って 言うとるんよ。 ほんま、司法をなめてるよな。

今、問題は衆院やけど、夏に選挙がある参院は もっと一票の格差あるねん。けど、その問題、 どうみても、大きくはとりあげてへんがな、国会は。

そして、こうも話す。 「選挙無効なら、混乱する。むちゃむちゃな ことになる」 だいたい、長いこと問題を指摘され、放置しとることが もう、むちゃむちゃやがな。

ずっと国民の大切な「一票」を混乱させとるんは あんたらやって、ツッコミたくなるのは、ワシだけや ないはずやわ!

【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】