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桜宮高校バスケ部顧問「書類送検」の考察(森 功)

桜宮高校バスケットボール部の元顧問が大阪府警によって書類送検されたとの報道がありました。府警の捜査1課が捜査班を結成して捜査に乗り出したのだから、迅速に形の見える刑事処分をしなければならないため、書類送検はやむを得ない予定通りの処分だといえます。ポイントは送検した際に付けた厳重処分の意見書。厳重処分は公訴権を握る検察に対し、起訴を求めるという重い判断なので、それを検察側がどうとらえるかでしょう。従来なら警察官は検察官の指導のもとに書類を作成しますので、起訴の可能性は高くなりますが、昨今は検察審査会の影響もあって一概にはいえないように思えます。

いずれにしろ今回の事件は事実関係の冷静な検証より、マスコミ、世論先導型、否、大阪市長誘導型なのが引っ掛かります。いち早く1課が乗り出した府警の捜査にしても、世論やメディアに背中を押された感が否めません。どうにも、本当に考えるべき論点がずれているように思えてなりません。

【ブログ「森功のブログ」より】