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原発の町・双葉町の井戸川町長 なぜ辞めなアカンのや?(今西憲之)

まいど、いまにしです。

双葉町の井戸川克隆町長が辞職の意向を示した。町議会から不信任を出され、可決。議会を解散し、町議選となったが無投票の公算が高い。

「町議会のメンバーが同じで、再度不信任を出されると可決するから、それなら辞めようということだったんでしょう」
って、知り合いの双葉町町議に聞いたら、そない言うとった。

井戸川町長、以下のように町のホームページで思いをつづっている。

http://www.town.futaba.fukushima.jp/message/20130123.html/

これを読んでいて、議会とは意見があわずとも、町のため一生懸命、されていた思いはようわかるわ。

<原発の誘致は町だけで出来ない、県が大きく関わってはじめて可能となる。私たちは全国の人たちから、「お前たちが原発を誘致しておいて被害者面するな」という批判を受けている。私たちはどこにいても本当の居場所がない今、苦悩に負けそうになりながら必死に生きている。子どもたち、高齢者、家計を支えなければならないお父さん、お母さんたちの悲鳴を最初に菅総理に訴えた。変わらなかった。そのために私は野田総理に国民としての待遇を訴えたのです。>

けど、菅、野田って人には、なんぼいうても、のれんに腕押しって感じやったんやろうな。相手が悪すぎたわ。

<県にも窮状を訴えています。最近も質問をしました。回答は具体的な内容ではなく失望しました。知事は福島の復興のために双葉町に中間貯蔵施設を造れと言うので、双葉町の復興はどうするのですか、と聞くと答えてくれません。そこで、踏み込んで私に町をくださいと言いましたがやはり答えませんでした。これでは話し合いになりません>

ほんま、井戸川町長、いたたまれんかったやろうな。

双葉町には、東京電力の社員が町議になって税金で給料もらい、メシ食っている。

東電社員の2現職町議、再選…大熊・双葉町 2011年11月21日(月)8時10分配信 読売新聞

東京電力福島第一原発がある大熊、双葉両町議選には東電社員の現職が1人ずつ立候補しており、いずれも再選された。

大熊町議選(定数14)で当選した加藤良一氏(54)は3番目の得票数だった。双葉町議選(同8)では高萩文孝氏(45)が4番目で当選。読売新聞の取材に対し
「いただいた票を重く受け止め、頑張りたい。原発事故の収束にも全力を尽くしたいし、
賠償問題についても、仲立ちするような形で住民の支援ができれば」
と話した。

上記の記事によれば、賠償問題で仲立ちっていうとる。

TEPCO社員なんで、自社を有利にするように町民を誘導するんは、目に見えとるがな。

何ら罪のない人の故郷を奪っておいて、のうのうと税金でメシくって、フトコロぽっかぽか、恥ずかしいことないんか?まず、辞めるんは、井戸川町長やなくて、高萩っていうTEPCO社員の町議やないのか、こらぁ!

【ブログ「商売繁盛で笹もってこい!」より】