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東電会見「出禁解除」のお知らせ(木野龍逸)

 

いつもお世話になっている皆様

正式なご連絡が遅くなって申し訳ありません。

9月27日をもちまして、2012年6月27日より続いていた東電会見への出入り禁止措置が解除されました。

解除に至るまでの間、東電への抗議電話やメール、東電本店前での抗議行動など数多くの方々の活動があったことに対し、深く御礼申し上げます。皆様の行動により非常に大きな勇気を得ることができました。ほんとうにありがとうございました。

また、東電との交渉にあたり代理人として活動していただいた弁護士の方々の無私の活動に対しては、言葉にできないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。改めて御礼を申し上げます。

東電との合意文書を以下に掲載いたします。内容に関してここで申し上げることは差し控えます。ご覧になった方々の判断でご考察いただければ幸いです。

福島第一原発の事故は収束にほど遠い状況であるにもかかわらず、東電、政府は事故収束という言葉を使って幕引きを図ろうとしているようにも見えます。

しかし事故の収束作業はこれからが本番であり、避難地域の復興、避難している人達の生活の立て直し、賠償、安全の確保への道のりは道程が見えません。

こうした現状に対して私ができる事はわずかなものですが、引き続き、東電や政府に対する情報公開の要求などを通して、本当の事故収束のために必要なことを探していく所存です。

これからも叱咤激励、ご支援ご鞭撻をいただければ、これほどありがたいことはありません。今後ともよろしくお願いいたします。

10月2日

木野龍逸

【ブログ「キノリュウが行く」より】