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東京駅の改修費 実質「0円」の秘密(森 功)

本日10月1日、改修が完了してオープンした東京駅の総工費500億円が、あのスカイツリーの400億円を上回った、と話題になりました。なんでも資金は容積率移転なる手法によって捻出されたそうです。容積率移転とは歴史的建造物などに適用される空間を売買のこと。地上3階建ての東京駅が皇居から見えることを前提として、売り先が決められたらしい。

買ったのは東京ビルや新丸ビルといった新しい高層ビル。この数年、中国資本が丸の内や八重洲を買い漁っているという情報がありましたけど、さすがにそれとは関係ないようです。ちなみにオープンした東京ステーションホテルのロイヤルスィートは80万8500円なり。

【ブログ「森功のブログ」より】