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剛腕「畑中龍太郎」金融庁長官に戦々恐々(森 功)

昨年、シティーグループの行政処分を断行し、青い目を跪かせたと評判になった金融庁の畑中龍太郎長官に対し、証券、銀行ともにその動向に神経を使っているようです。とりわけ畑中さんは、野村証券をはじめインサイダー取引に厳しく当たっていますが、4月の野村HDのトップ人事を巡り、ご機嫌伺いに行った渡部CEOたちの面会を拒否したとか。渡部さんがCEO退任せざるを得なくなったのも、畑中さんの意向が大きいそうです。

インサイダーやマネロンなど、不正にめっぽう厳しいとされる畑中長官。その剛腕に金融界が戦々恐々としているといいます。

【ブログ「森功のブログ」より】