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国会事故調「双葉病院」の位置づけ(森 功)

国会事故調査委員会が福島第一原発事故の報告書を発表しました。そのなかで「被害状況と被害拡大の要因」と題して双葉病院問題に触れていました。いわく、 「20キロ圏内の病院では避難手段や避難先の確保に時間がかかり、3月末までに少なくとも60人がなくなった」

この60人のうち3月末時点で亡くなった双葉病院の犠牲者は突出して多く、50人にのぼっています。これほどたくさんの方が犠牲になった東電や政府の責任は重いというほかありませんが、改めてそれが認定されたことになります。しかし、何が原因でそうなったのか、いまだ究明できていません。