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日興インサイダー取引(森 功)

 

週刊現代ジャナ目「日興インサイダー取引」

本日発売の週刊現代ジャーナリストの目は、インサイダー取引のよる日興証券の元執行役員逮捕について書きました。以下、冒頭。

SMBC日興証券(旧日興コーディアル証券)の執行役員だった吉岡宏芳(50)がインサイダー取引で、横浜地検に逮捕された。企業の資金調達をはじめ顧客の社内情報に触れやすい金融機関は、さまざまな取引の中で情報漏れの危険性を常に伴う。昨年来、日興だけでなく野村証券でもインサイダー取引問題が浮上し、話題になってきた。が、刑事事件にまで発展するケースはさほど多くはない。おまけに営業マンではなく、大手証券会社の経営陣の摘発は前代未聞といえる。

執行役員の犯罪だけに、事件の焦点は、組織ぐるみの犯行だったか否か、あるいは企業に情報漏れを生む土壌があったか、という問題になる。むろん企業側としては、単なる個人の犯罪として片づけたいのは山々だろうが、

野村、日興に続き、大和証券にもインサイダー取引が発覚しました。業界再編問題も持ち上がっています。