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週刊現代「ジャナ目」は「原発事故責任追及不発」(森功)

本日発売の週刊現代「ジャーナリストの目」で先に開かれた福島原発の国会事故調査委員会について触れました。東電、政府ともに関係者が責任のなすりつけ合いをするという見苦しい展開になっていますけど、もはや事故調査委員会では事実の解明ができないのではないでしょうか。以下、一部抜粋。
「発電所にいる700人の東電職員のうち、事故対応に直接関係ない者を退避させてはどうか、と打診した」  従来、そう抗弁してきた東電元会長の勝俣恒久に対し、2日目に国会事故調に招致された前首相の菅直人はこう反駁した。 「海江田万里経産大臣から全面撤退という話を聞き、東電の清水正孝社長に撤退はありない、と伝えた」  叱責口調だったかどうか、なんて瑣末な問題はさておき、メルトダウンの危機に陥った原発の非常事態に、政府や東電がどう臨んだか。その姿勢を問う重大発言なのに、白黒ハッキリしない。ことほど左様に、原発事故の調査は停滞している。
例のオフサイトセンターの撤退時期についても、不思議です。誰かが嘘をついているのは間違いないのでしょうけど。

 

追記 先日報告した50円コーヒーを飲んでみました。 味はちょっと甘めですが、まずくはありません。なお、この自動販売機ではUCCコーヒーが80円で売っていました。お詫びして訂正します。