ある政策について自分がどう考えるかを検討したことがありますか?(日隅一雄)
さて、私がここのところ、小沢さんの判決に関して小沢さんを擁護する形になることを連続して書いていることから、私のことを小沢さん支持派だという誤解をする方がいるようです。もちろん、小沢さんの政策のなかには、賛成できるものもありますが、他方、まったく賛同できないものもあります。
そもそも、複雑化した社会では、課題が多いため、ある政党、ある政治家と多くの課題でまったく同じ見解を持つということはほとんどないでしょう。だからこそ、国民投票が見直されているのではないでしょうか?
たとえば、あなたが与党の支持者だったとしましょう。ところが、原発の将来については、与党が推進派、あなたは廃止派としましょう。そして、野党第一党は原発推進派。廃止派の政党は弱小政党だけです。この場合、選挙であなたの意見を反映させることは相当難しいですよね。いくら、弱小野党に入れても、その政党の議席増にはなかなかつながらないですからね。
というわけで、課題が複雑化したいま、どの政党、どの政治家を支持するかは、選挙前の運動や投票の際には当然問題となりますが、個別の政策を議論する場合には、あまり関係ないように思います。
…というようなことをつらつら考えていたところ、ふと、ある政党、ある政治家の政策をどこまで支持できるかを検討することは、政治について考える第一歩になるのではないか、つまり、家庭や学校、地域の仲間で、話題にしてはどうか、と思いついたわけです。
バーベキューでもしながら、政策一覧を片手に、「俺はこの部分は賛成だけど、これには反対やね」、「私は、この人がこの分野でこんなこと考えているなんて知らなかったわ」…などとワイワイ、楽しく政治を考えることができそう…。えっ、ビールがまずくなるって?(笑)くだらない番組を肴にするよりはましでは(笑)。
皆さん、一緒にどうですか?
疑惑の(笑)小沢さんの政策(※1)について、検討してみませんか。
※1 http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/run_for_ipolicy_0609.htm
賛同できる→+2
ほぼ賛同できる→+1
よく分からない→0
あまり賛同できない→マイナス1
まったく賛同できない→マイナス2
これで少し採点してみます。休み中に少しずつ検討して、休み明けにアップしようと思います。