【読むオプエド】「議事堂乱入が世界に残すもの」
14日の「ニューズ・オプエド(R)」は、東洋大学准教授 武・アーサー・
ソーントンさんをお迎えし【特集:議事堂乱入が世界に残すもの】と題し、お
話を伺いました。
1月6日に起きた、連邦議会議事堂乱入事件のような騒乱は、ソーントンさんに
よると、トランプ氏が大統領に就任した4年前から予想できたはずのことでし
た。それは、アメリカの民主主義に「ひび」が入っているためだそうです。具
体的には、メディアの細分化と世論の分断、白人の少数派への転落、白人労働
者階級の困窮とエリート階級への怒りなどが起きており、トランプ氏が個人崇
拝と言えるほどの支持を集める背景となっています。