【読むオプエド】『「いいね」訴訟から考えるこれからの言論空間』
『「いいね」訴訟から考えるこれからの言論空間』
25日の「ニューズ・オプエド(R)」では評論家・公益財団法人大宅壮一文庫
理事長の大宅映子(おおや・えいこ)解説委員、株式会社ノーボーダーの上杉
隆社主、NOBORDER NEWS TOKYOの蟹瀬誠一編集主幹が、【特集:「いいね」訴
訟から考えるこれからの言論空間】と題して語り合いました。
フリージャーナリストの伊藤詩織(いとう・しおり)さんがこのほど、ツイー
トに「いいね」を押して心情を傷つけられたとして、自民党の杉田水脈(すぎ
た・みお)衆議院議員に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。訴
状などによると、杉田議員はおととし、「枕営業の失敗ですよね」などと、伊
藤さんを中傷するツイートに「いいね」を押したそうです。蟹瀬さんは、橋下
徹(はしもと・とおる)元大阪府知事が今年6月、「リツイート」をめぐる名
誉毀損訴訟に勝訴した例を挙げ「『いいね』やリツートだけでも訴訟になる時
代になった。気をつけないといけない」と述べました。