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【読むオプエド】「クラシック音楽史とこれから」

10日の「ニューズ・オプエド(R)」では慶應義塾大学法学部教授の片山杜秀 さんをお招きし「クラシック音楽史とこれから」と題してお話を伺いました。 片山さんによれば、昭和30年代から40年代の高度成長の時代、クラシック音 楽は、中産階級の仲間入りを示すステータスシンボルでした。ところが全共 闘世代以降、ロックなどカウンターカルチャーへの支持が高まり、クラッシ ク音楽は「教養ある豊かな市民の必須アイテム」から、 「多くの趣味のワン・オブ・ゼム」に転落してしまいました。片山さんによ れば、現在、日本のクラッシック音楽は、ビジネスとしては危機的な状況に あり、寿命は余り残されていないとのこと。
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