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【読むオプエド】「憲法論議」と「改憲論議」憲法改正論議における視点の重要性

26日の「ニューズ・オプエド(R)」では名名古屋大学大学院・法学研究科教 授の愛敬浩二さんと弁護士の倉持麟太郎さんをお招きし、憲法改正についてお 話を伺いました。 愛敬さんは「安倍政権6年間の間に憲法論議は貧困化し、なんのために憲法改 正をするのかよくわからない状況になってきた。例えば本当に集団的自衛権行 使を解禁したいのであれば、解釈を変えて安保法制を作るのではなく9条を改 憲すればよかった。国民が本気で決断すべきことがありながら、総選挙もせず 憲法改正もしなかった。これにより9条は実質的に変えられてしまい、憲法改 正をする理由がなくなってしまった。また同時に安保法制の制定は、正式な憲 法改正手続きを行わなくても憲法に対する解釈を変えて乗りきることができる という前例を作ってしまった。こういった状況の元で憲法改正論議は迷走し、 わかりづらくなったという印象を私は持っている」と語りました。
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