【読むオプエド】「日韓関係をめぐる外交の今後と憲法9条」
29日の「ニューズ・オプエド(R)」では東京外国語大学 大学院総合国際学研
究院教授の篠田英朗さんと弁護士の倉持麟太郎さんをお招きし、日本外交と国
土防衛についてお話を伺いました。
篠田さんは韓国での徴用工の損害賠償請求の問題に対して「韓国の最高裁にあ
たる大法院が韓国の国内法と歴史認識を基盤にして、植民地主義の結果起こっ
たことは請求権協定の枠外だという判断をした。歴史認識と合体した国内法が、
国際法との間にずれを生じさせている状況だ。国際法を守ることと国内法を優
先することはどこまで行っても交わらない。落とし所のない状況となってしま
っている」と述べました。