なぜ日本人五輪選手は謝罪するのか?
リオ五輪でレスリングの吉田沙保里選手が4連覇を逃した。それでも銀メダルだ。4回、つまり16年間にわたる五輪出場で連続でのメダル獲得。立派という言葉が軽すぎるくらい立派でないか。
しかし、吉田選手は涙ながらに謝罪した。
「たくさんの方に応援していただいたのに、銀メダルで終わってしまって申し訳ないです」
「日本選手の主将として、金メダル、取らないといけないところだったのに、ごめんなさい」
「自分のやっぱり気持ちが、最後は勝てるだろうと思ってたんですけど、取り返しのつかないことになってしまって…」