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【読むオプエド】「東京オリンピック 組織運営における無責任の構造」

16日の「ニューズ・オプエド(R)」では著述家の本間龍さんをお招きし、東 京オリンピックのさまざまな問題についてお話を伺いました。 本間さんはマラソンなど、早朝に行われる競技のボランティアが、終電で現地 に行き、その場で競技開始まで待機するとされている状況について「ボランテ ィアを単なるコマとしてしか考えていない大会組織委員会の意識が露呈してい る。マラソンは早朝6時にスタートする。おそらく深夜2時ごろから準備を始 めないといけないだろう。ボランティアの方々は睡眠をとることができないま ま、徹夜で準備を行い、競技が始まれば猛暑の中、外に立ち続けることにな る。ボランティアの命を軽視しているとしか思えない」と語りました。
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