【読むオプエド】「安楽死 現代社会の死のあり様」
20日の「ニューズ・オプエド(R)」では安楽死制度を考える会代表の佐野秀
光さんと詩人のアーサー・ビナードさんをお招きし、安楽死ついてお話を伺い
ました。
安楽死制度の確立を目指して「安楽死制度を考える会」を設立した佐野秀光さ
んは、安楽死について「海外では認めらえている例があるが、日本ではもちろ
ん認められていない。安楽死には積極的な安楽死と、消極的な安楽死がある。
積極的な安楽死は自分が死にたいという意思のもとに死ぬこと。消極的安楽死
は延命治療を行わないことによる死だ。いずれも法律で明文化されているわけ
ではなく、過去の判例をもとに運用されているという状況だ。