【読むオプエド】「令和を迎えて高まる憲法改正の機運」
14日の「ニューズ・オプエド(R)」では詩人のアーサー・ビナードさんをお
招きし、憲法改正について語りました。
アーサーさんは、令和を迎えて改憲の機運が高まっている日本の現状について、
「元号は時代を区切る日本独特の文化ではあるが、新しい時代がきたわけでは
ない。令和によって新しい時代を迎える雰囲気が作られていくなかで、日本国
憲法は古いものとして扱われつつある。10連休も話題作りとしてはちょうどよ
く、元号の変更をある種のキャンペーンとして世論を盛り上げることに利用し、
改憲の空気を作る。こういう気分に踊らされた状態のままでは、日本国民は一
番大切なものを失ってしまうのではないか。」と意見を述べました。