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憲法論議が罪だった頃…

 憲法論議が盛んだ。国会でも、メディアでも、学校でも、「護憲」「改憲」を問わず、さまざまな議論が飛び交っている。こうした傾向は安倍政権になってから顕著だ。安保法制などの成立により、世論を喚起したことも大きいのかもしれない。 いずれにせよ、議論がどこに向かうにしろ、憲法論議の活発化は歓迎できる。 約20年前、憲法論議はタブーだった。信じがたいことかもしれないが、それが日本の言論空間の現実だったのだ。 左翼堅調の70年代を経て、80年代のバブル期を迎えた日本では、「安全保障」や「憲法」などの硬いテーマは、一部の悲観主義者や保守思想者たちを除き、ほとんど主たる議題にならなかった。
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