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2012年10月28日
ドラフト大谷、日ハムからメジャーの道はないのか?(松瀬 学)

夢ではなく未来を。ドラフト大谷投手


素朴な疑問。プロ野球のドラフト会議で日本ハムから1位指名された大谷翔平投手を、岩手・花巻東高の佐々木洋監督はどんな指導をしてきたのか。親がどうしつけたのか。


ドラフト翌日、学校を訪ねてきた日本ハムの68歳の山田正雄ゼネラルマネジャーに対し、18歳の大谷投手が「練習中」ということでまったく対応しないとはどういうことだろう。イチ高校生として礼儀がなっていない。過保護というか、周りが大谷投手を甘やかし過ぎていると思う。


確かに大リーグ挑戦を表明していた大谷投手にとって、プロ野球の球団に指名されたのは迷惑だったかもしれない。ショックもあろう。でもNPB(日本野球機構)の現行ルールの下、日本ハムから「ことし一番の選手の評価」を受け、ドラフト1位指名されたのである。「プロ志望届」を出した選手を指名したのだから、決して強行指名ではない。勘違いのメディアの日本ハムへの「意地悪球団」「ワルモノ球団」の表現は違うだろう。


指名を受けるか受けないかはともかく、周りが大谷投手をちゃんと対応させるのが一般常識ではないか。


大谷投手は、ダルビッシュ有にあこがれていると聞く。ならば、彼と同じように、日本ハムで結果を残し、米国に渡る道が賢明だと思う。夢ではなく、未来をみてほしい。現実を見てほしいのだ。


大リーグへの道は厳しい。マイナーリーグは甘くない。日本ハムのような育成システムはそう、あるまい。長時間のバス移動、劣悪な生活環境に耐え、弱肉強食の生存競争を勝ち抜いていかないといけない。マイナーから通訳を付けるって、断言する。そんな選手は大リーグで活躍はできない。